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Fordhamでの展示風景: Aldgate EastからWhitechapelかけてWhitechapel Roadの南側にはパキスタン系の民家と商店が密集している。先週末、この地域にある小さなパキスタン系料理屋に行った帰りのこと、見捨てられたような店舗のウィンドーからイエスキリストがこちらを見ているのに気が付いた。顔がペイントで潰されてしまっている。何か曰くありげな感じがしウィンドーに顔を寄せてみると、中には不思議なオブジェが床に転がっていたり宙吊りになっている。 薄暗い部屋のなかには、見捨てられた店舗のように壊れたアンティーク家具や彫刻などが散在している。これらのオブジェは大部分のものが、まるで刀を一振りしたかのようにバッサリと切断されていて、切断面を床や壁に張り付け不気味にヌッと部屋の中に突出ている。木彫りの骨、薄汚れたキャミソール、操り人形のキリスト像などが天井からブラブラと吊るされ、シュールな空気がスペース全体を取巻いている。 この放棄された骨董品屋といった感じのスペース、実はオランダ系のアーティストChris StraetlingとHarrt Heirmansによって創り上げられた「As a matter of fact or ??」というインスタレーションとなっている。伝統的な美術品や工芸品の墓場とも見えなくないこの展示、現代におけるこれらのものの存在&意味合いを表現しているようでいて興味深い。 © 伊東豊子(Toyoko Ito), 2000年4月
Chris
Straetling & Harry Heirmans
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