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Reiko Akatsuka, Untitled, 2002, (部分) Mixed Media Photo:© Kuma, 2002, | |
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| Alexa
de Ferranti, | |
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奥へと進んでいくとKazさんの「Concentricity」が置かれていました。これは床に置いた照明とその前方のスクリーンから構成された作品ですが、照明は展示室のライトにしか、スクリーンは次の部屋との仕切りにしか見えず、最初見つけるのが非常に難解でした。暫く模索したあと、ライトとスクリーンの間に立ってみて初めて、自分の影がスクリーンに投影れていることに気がつき、謎が解けたのです。どうもこの作品は私に自分を探させた挙句、私を自分のなかに取り込んでしまったみたいです。作品の一部になってしまったせいでしょうか、不思議な一体感を感じました。 | Kaz,
Concentricity, 2002, (部分) 6 x Flood Light, Screen Photo: © Kuma, 2002 | |
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「3017」でみられた二面性はRieko Akatsukaさんの「Untitled」にもみられ、最初は洞窟を照らす行灯のようにしか見えなかったものが、次第に夜空に浮かぶ高層ビル群のように見えてきました(写真冒頭)。高さや幅が違うだけで全く同じデザインのこれらのビル群には、幕張、お台場、横浜みなと未来と、どこに行こうと同じようなビルが並ぶ日本の都会を思い出させるところがあります。さらに興味深いことに、ビルの窓一つ一つがウェブページを表示するスクリーンとなっていて、インターネットが生活の一部である私達の時代を象徴していることが伝わってきます。高層マンションの一室でネットに繋がっている。これはまさにロンドンに来る前の私の生活そのものでした。このような現実との接点から生まれる作品への親近感は、Julie Clarkさんの油彩にもあてはまり、ゴースト画像のようにブレたイメージが私のフラットの映りの悪いテレビを思い出させます。 |
| Adam
Thompson , 3017, 2002 (部分) Photo: © Kuma, 2002 |
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この展覧会の最も大きく且つユニークな特徴となっていたのが、作品に現実感と日常性を吹き込んだトンネルという空間だったように思えます。Akatsukaさんの話しによると、この場所にたどり着くまで「展示場でない場所」を求めて、皆で何十件も探し回ったということです。ここを見つけた後も、散在してた道具などを撤去したり電気を引いたり壁を作ったりと、色々と準備に手間がかかったようです。つまり、展示空間作りまでがアーティストの仕事となってしまったわけです。キュレーターやギャラリーからの補佐を受けない手作りの展覧会は珍しいものではありませんが、今回の展示には制作サイド(アーティスト)と展示サイド(キュレーター、ギャラリー)が分かれている美術界の主流的構造とは一味違うアピールを感じました。 © Toyoko Ito、2002年3月 Undertow
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Julie
Clark, The Punchline, 2002
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