コレクターでない者にとって一番の見どころとなるのは、ダイナミックで娯楽性の高い大作がテーマパークのような勢いで展示されていたアート・アンリミテッドだ。今年のラインナップは70年代の前衛マリーナ・アブラモヴィッチから今年のターナー賞候補者ジェレミー・デラーまで古株若手を取り混ぜた69名。中でも注目を浴びていたのが、綿菓子でできたようなアーウィン・ワーム(Erwin
Wurm)の家、小さくなったアリスの気分を味わえるロバート・テリアン(Robert Therrien)のダイニングセット、アニメ風に描かれた青島千穂の巨大な看板、子供に大人気だったファブリス・ギジ(Fabrice
Gygi)のトランポリンなど、子供から大人まで幅広い層にアピールするインタラクティブな作品だった。 |