ビョーク、ペリーと華やかどころを見た後は、ジャルディーニの奥の奥、今回もっとも大胆な行為にでたオーストリア館へと直行。パビリオンの姿が影も形もなくなり、その代わりに張りぼて風の「山」がそびえていた。『The Last Land』と題されたハンス・シャーブス(Hans Schabus)のこの「山」は、外からは登れないものの、自由の女神や大仏様のように中からは登れる。この中がまた、大量の材木が縦横斜めに入り乱れたすごい「現場」なのだが、てっぺんまで登ると、そこから外を見渡せるようになっている。

写真上から

1)Hans Schabus
The Last Land, 2005
楽園に突如として現われた「山」は、自然に吸収されるのを拒むように、人工的フォルムをみせる。この点は、要塞のように埋め込まれた窓にもうかがえる。

2) Hans Schabus
The Last Land, 2005
「山」の中は角材をふんだんに使った、舞台裏のような空間。階段が上まで続いている。


3) 「山」の頂上から見た眺め。頂上はひと一人がやっと立てるだけの狭いスペースで、かなり怖い。外から見ると、山のてっぺんから人の頭がひとつぽこっと出た形になる。もちろん、もし見えればのことだが。

All Photos: © Toyoko Ito 2005














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