マーク・ウォリンジャー、クリス・オフィリと若手が続いていたイギリス館は、今年は打って変わって大御所のギルバート&ジョージ(Gilbert & George)。コンファレンス開始直前にパビリオンに行ってみると、二人はまだファンに囲まれてサインに大忙し。私もすかさず戴いたカタログを持って彼らの元へ。「ありがとう、来てくれて」とジョージ。

サインをしてもらった本は、今回の展示にあわせて発売されたカタログ『Ginkgo Pictures』。デジタルテクノロジーをフルに用いた作品のテーマは、双子のような彼らそのもの。完璧なまでの対であり対称。スターティングポイントは、おなじく完全なる対称を見せる「イチョウ(Ginko)
」の葉だとか。

ダーウィンが「生きる化石」と形容したイチョウの葉。何千年も生きつづけることが可能で、カタログによると「広島の原爆にも逞しくサヴァイヴした」とか。67年にロンドンの美大セント・マーティンスで会ってから毎日一緒に「食って、考えて、タバコ吸って、楽しんで、見て、リラックスして、エッチして…」と共に生きてきた彼ら。対であることに拘るのは、「G&G」の不滅願望なのだろうか。いつまでも一緒に活躍してもらいたいものだ。


写真上から

1)Gilbert & George ポートレート
© Toyoko Ito, 2005

2)Gilbert & George
V.I.P. ONLY. 2005
284×338 cm
© the artist, Courtesy Jay Jopling/White Cube (London)

3)Gilbert & George
COWLED. 2005
284 x 507 cm
© the artist, Courtesy Jay Jopling/White Cube (London)

4)Gilbert & George
FATES. 2005
426 ×760 cm
© the artist, Courtesy Jay Jopling/White Cube (London)

5)イギリス館外観。

© Toyoko Ito, 2005








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