今回私のベスト3に入るのが、若手15名の作品を展示していた韓国館で、もっとも現代性を感じさせてくれた国のひとつ。特に印象に残ったのが、作品と展示空間が一体化していたこと。たとえば、建物1階の半透明のグリーンのガラスの部分は、建物の一部でありながらもキウォン・パク(Kiwon Park)の作品。同じく二階に聳える赤い壁の部分も作品で、100円ショップなどで見かけるプラスチック製の籠を積上げて作ったチェ・ジョン・ファ(Choi Jeong-Hwa)の迷路のような空間。その数2万個とか。

韓国館の良かったもうひとつの点は、森のような裏庭に面したパビリオンの特徴を活かしていたこと。バルコニーの手すりには、ルーペで見ないとよく分からないハム・ジン(Ham Jin)の虫と戯れるミニチュアフィギュアがグラスの中に。裏庭には、チェ・ジョン・ファの睡蓮の花の形をしたビニール製のスカルプチャーが置かれていて、シュールながらも庭っぽい。15人もいるため大作というよりは小品が多く、規模で勝負のヴェネツィアらしくないとも言えるが、そこはキュレーションでカバー。








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