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余談ですが、ヴェルニサージュ期間中にパビリオンを訪問すると、行く先々でプレス向けの資料を入れたバッグをくれる。そのひとつが、この男性が肩にかけているオーストラリア館発行の黄色いバッグ。オーストラリア館は今年、ジャルディーニ内外の3会場を使って個展3つを同時開催するという参加国きっての羽振りのよさ。宣伝も派手に行っていたようで、100メートル先からでも分かるこの蛍光バッグがビエンナーレの公式バッグのようにあちこちに出没。こういうところを見てしまうと、「芸術などと偉そうに言っても、ビエンナーレもトレードフェアと同じじゃないか」と冷めた気持ちになってしまうのだが、その一方で、タダでもらえるこのバッグ集めが、コレクターを筆頭とするアート界ピラミッドの最底辺にいるフリーランスジャーナリストにとっては嬉しかったりもする。もっともこれを5つ6つと担いで歩く姿はかなり無様ですが…。