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こちらは北欧館の前に登場したノルウェーのラース・ラムバーグ(Lars Ramberg)による「公衆トイレ」で、実際に使える作品。屋根に「自由」「平等」「博愛」と看板をつけトリコロールカラーに塗ったトイレの発想源はフランス革命。80年代にパリで使われていた公衆トイレを改造したものになる。普段はオスロの某美術館前に設置されているそうだが、それを一時的に移動。スウェーデン、ノルウェー、フィンランドの三カ国で成る北欧館の今回の総合展示タイトルは「Welfare -Fare Well」(「福祉-さようなら」)。北欧といえば水準の高い福祉国家として有名だが、パビリオンでもらった解説書によると、この通説に反してここ数年、国家主義的ムードが高まり、自国の利益優先など各国間のあいだで閉鎖的な傾向が強まっているという。このような事情を背景に集められたのが、このトイレのラムバーグを含む今回の展示作家6名になる。