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同じく、北欧館(アルヴァー・アールト館)、マーリア・ヴィルッカラの展示。ガラスの破片を敷き詰めた床に、さび色の水が入ったゴンドラを置いたマーリアさんのインスタレーションは、ヴェネツイアという街との距離のとり方が自然で、素直に綺麗だなと受け入れられる作品。マーリアさんは子供の頃、両親と一緒に毎年春をヴェネツイアで過ごしており、また、このビエンナーレで展示するのも95年、2001年に続き三度目。この作品はヴェネツイアに特別な想いを抱くそんなマリーアさんの思い出がつまった作品になるようだ。それにしても、床に敷き詰められたガラスのなんとも美しかったこと。この粉々になったガラスは、ヴェニーニ工房の協力のもと集められた本場ヴェネツイアのガラスとのことだが、たっぷりと降り注ぐ日差しをうけて運河の水面のようにまばゆく煌いていた。