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こちらは韓国館イ・ヒョング(Lee Hyungkoo)の展示「The Homo Species」(ヒトの種)。真っ暗に照明が落とされた館内は、人骨のようなものが展示された自然科学博物館風。写真の作品は、子供のように小さな骸骨がデカい骸骨に追っかけられるというギャグ漫画のワンシーンのようなインスタレーション(トムとジェリーの骸骨版という噂もあり)。男性主導社会である韓国に生まれたヒョングは、アメリカでの留学時代に身体が小さいことに悩み、大柄な白人に対しアジア男性特有の小柄コンプレックス(undersized Asian male complex)を抱いていたそうだが、それが自嘲を含んだコミカルな形となって現れたのがこの作品になるようだ。「本当にコンプレックスあるの?」と疑問がわくほどの吹っ切れ具合が痛快。骨のつくりも超リアル。今回もっとも楽しかった作品のひとつです。

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