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ハンガリーの文化施設はその多くが50年代や60年代の共産時代に建てられたものらしく、そこで行われてきた様々な文化活動は国の方針を支える社会活動の一環という位置づけにあったようだが、90年代に入り民主化が進むにつれ文化活動の捉え方にも変化が生じ、文化が社会との繋がりを失うなかで、かつて栄えていた文化施設が閉館されたり、別の施設へと変わったり、極端な例ではショッピングセンターなどのレジャー施設に建て替えられたところもあるという。フォガラシの映像は、共産時代の建築物の外観や内観、ディテールにレンズを向けながら、資本主義経済の影響のもと今もなお変化が続くこれらの文化施設の存在の変化に焦点が当てられている。ちなみにハンガリーはこの作品で、今回の金獅子賞(国別部門)を受賞している。

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