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以下はそのエルネスト・ヴィラ(Ernesto Vila)氏のコメント。「私の作品は、自分の国のメタファーなんです。私の国は、戦後ずっと貧しい状況にあります。国も小さくて、誰も知りません。だから、私も、取るにたらない、名もないものを使って作品を作るんです。モチーフも近所の人や親戚だったり、流行歌の歌手だったり、ごく平凡なものばかりです。でも、そんな無名な存在が、ヴェネツイア・ビエンナーレという場で10分間だけ脚光を浴びる。あなたのように日本やいろんな国から人が来て、写真を撮ってそれが世界に広まる。その瞬間、ちっぽけなものが重要な存在に変わるんです。お金をかけなくても大きなことができる。それが私の信ずるところなんです」。ヴィラ氏はこの心掛けをもって50年制作しているという。この揺るぎない信念と地道な活動に、美術市場の動きに敏感な今の作家とは違う昔ながらの美術家魂を見たような気がした。
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