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こちらはフランス館にさっそうと現れたソフィー・カル女史。「マダム!こっち向いて!」というカメラマンのよびかけに、にっこりと微笑んでポーズしていた現場に割り込んで、すかさず一枚失敬。その自信に溢れた風貌は、センスのよさもあいまって美術界の女王と呼ぶに相応しく、シャネルがフランス館のスポンサーについたのが何となくわかるような気がする。アート業界も最近では美術家のアイドル化が進み、ここ英国でもあのスーパー・コレクターのチャールズ・サーチと某民放がタイアップしてオーディション番組のアート版を企画中という話だが、ヴェルニサージュの会場を歩いていると、アーティストだかスターだか分からないような光景によく出くわす。実際、カル女史自身、芸能界に顔がきき、今回の作品にもジャンヌ・モロー以下、芸能人が多数登場している。