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ヴェネツイアの楽しい人、Suzi "Pink
Revolutionary"
ヴェネツイアは普段から大道芸人の多いことで有名な場所だが、ヴェルニサージュに行くと芸人なのかアーティストなのかよく分からない「楽しい人たち」をよく見かける。そのひとりが、バニーガールとセイラームーンの間の子のような写真の女性で、道行く人々に愛を捧げる「ピンク・レヴォリューショナリー」と名乗っていた。出身は韓国でロス在住、カリフォルニア大学バークレー校哲学科卒業の才女で、4年の間に4度車に跳ねられ死の世界を彷徨ったあげく芸術に目覚め活動を開始。「人々の権力に対する欲望を愛の力で塗り替える」のがミッション。私もガバッとハグされて愛をたっぷり享受。実をいうと意気投合しパーティー2軒をお供することに。その間にさりげなく「これってアートなの?」って聞いてみると、間髪いれず「YES」。神がかりに近いその信念に並々ならぬ作家魂を感じた。