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1月30日 | ||||
■ デミアン ガゴーシアンに凱旋 一般初公開となる今回の展示品「The Four Evangelists」は、イタリアのコレクター、カーロ・ビロッティ(Carlo Bilotti)から依頼を受け制作した平面作品4点。本展示終了後には、ローマ市内の教会内に展示されることになるかもしれないという噂で、ビロッティ氏とローマ市長との間で近々話し合いが持たれるようだ。(詳細はThe Art Newspaper今月号で) ■ デミアン ギャラリーも? 現在建築家にアプローチ中とのことで、完成はまだ先のこととなりそうだが、目指すところは鑑賞の場に学習と娯楽性を兼ね添えた施設。自作に捧ぐ展示スペースのほかに教育施設、カフェが完備されるとか。「鮫」はアメリカに渡ることになってしまったものの、ここ一年間サーチから自作を買い戻していたハースト。それらの行き場となるのでしょうか・・・。 ■ テート・モダン スペース拡大計画 テート・モダンの館内南側には、電力会社EDF Energyが管理する変電所があるそうなのだが、この度その設備改良に伴い変電所のスペースが縮小化することになったとか。その分テートが使えるスペースが増え改築が行われることになった。設計を担当するのは、このテート・モダンの設計者であり、東京青山のプラダの設計でも知られるヘルツォーク&ド・ムーロン。展示室や学習室など館内の設備だけでなく、建物の周辺エリアも同時に改善されるらしい。 ■ ホワイトチャペル 展示室が二倍に? ベルギーの建築家Robbrecht
and Daemによる増築案によると、ホワイトチャペルのスペースは今の二倍、ギャラリーに隣接する旧図書館の建物まで拡張されることになる。また、路面階には拡張された書店に加えレストランが新たに出来る予定。完成は2007〜2008年を予定。 ■ フォトグラファーズ・ギャラリーも? フォグレスが聞きつけた噂によると、こちらのギャラリーは数年後に移転を予定、既にロンドン中心部に物件を購入済みだとか。このことが影響しているのか、今回の改築はGreat
Newport St 5番のホール部分と8番の書店のみの小規模なものとなる。(トコ) | ||||
| 1月23日 | ||||
今月から来月にかけて始まる、foglessお勧めの展覧会を選んでみました。今回のセレクターは、先月からヘルプしてくれているアーティストの一郎太くんです。(左のサムネイル・イメージをクリックして下さい) | ||||
| 1月23日 | 余談… | |||
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平川典俊インタビュー @ DAZED&Excite | ||||
| 1月18日 | ||||
クリスマス直前に流れた「サーチが鮫を売ろうとしている」という噂が本当になった。 ブリット・アートの最高峰と言われるデミアン・ハーストの「鮫」の行き先は、遠く海を越えたニューヨーク。購入したコレクターの素性は明かされてはいないが、昨年11月に盛大にリニューアルオープンしたMoMAに展示されることになっている。 売買はディーラー界の帝王ラリー・ガゴーシアンを仲介に、7ミリオンポンド(約13億円)で決着がついたとのこと。14年前にサーチがハーストに払った金額が50,000ポンド(約900万円)、ハーストが捕獲代としてオーストラリアの漁師払った金額が6,000ポンドというから凄まじい儲けだ。 ハーストの「鮫」こと「The Physical Impossibility of Death in the Mind of Someone Living」(91)は、90年代にチャールズ・サーチ扇動のもと、「ヤング・ブリティッシュ・アーティスト(YBA)」と呼ばれる作家を中心に英国で起きた現代アートムーブメントの最高傑作とされている。 そんな重要作が国外に流出することになり、最も打撃を受けていると言われているのが、ゆくゆくは「鮫」を譲り受けることができると期待していたテート・モダン。4館合わせての年間運営費が「鮫」のおよそ一割程度と言われるテートは、今回の売買においては完璧に蚊帳の外だったようだ。 サーチ・ギャラリーでは今月下旬から、これまでのYBA路線から180度方向を転換し、ヨーロッパで活躍する画家にフォーカスした新企画「The
Triumph of Painting」が予定されている。路線変更にピリオドを打ったとも言える今回の取引。一つの時代が終わったことを感じずにはいられない。(トコ) | ||||
| 1月8日 | ||||
美術品を盗んだうえに、母親がいつの間にかそれを捨てていたという間抜けな泥棒の裁判がフランスのアルザス州ストラスブールで始まった……と始める予定だったが、事情が変わった。 この男、裁判初日の後、獄中にて自殺を図ろうと試みた。 「母にすまなかったと思っている。母を刑務所に送ったら死んでしまう」「悪いのはすべて僕。償いをしようと思った」とその心境を語っている。 元ウェイターのこの男、ステファン・ブライトウィーザー(Stephane Breitwieser, 33)が盗んだのは、ピーター・ブリューゲルやデューラーなどルネッサンス後期の名画を含む美術品239点。 2001年11月にスイスの美術館で捕まるまでの7年間、ヨーロッパ7カ国の美術館から、価格にして1200億円相当(614ミリオンポンド)の美術品を盗んでいた。 スイスの法廷で4年間の刑に処された後、去年7月に故郷アルザスに身柄を送還。が、この男を一躍有名にした悲劇はその服役中に起きてしまった。 自宅に溜め込んでいた盗品を骨董品程度にしか思わなかった母親ミレーユ・ステンゲル(Mireille Stengel、53)が、逮捕された息子への戒めから処分してしまったのだ。フレームを斧で割り、キャンバスをシュレッダーに掛け、残りを運河に投げ捨てた、と報道されている。 幸いにもその後の捜索で、バロック期の聖杯や象牙の彫り物など127億円相当の品々が運河から引き上げられたが、クラナッハの「Princess of Cleves」や、ブリューゲルの「Cheating Benefits its Master」を含む多くの美術品が帰らぬものとなった。 「泥棒紳士」とこちらのメディアが呼ぶこの男は、熱烈な美術愛好家として評判だ。アルザス地方の著名な画家、ロバート・ブライトウィーザーを大叔父に持ち、子供の頃から美術に余念が無かったという。 一時はファイン・アートへの道を志し、ルーブル美術館併設の美術学校を受験したこともあったが、残念ながら望みは適わず。代わりにホテル経営を学びその道へと進んだそうだが、美術への関心はその後も衰えなかったという。 彼が好んでターゲットにした美術館は、警備の緩い地方の美術館がほとんど。スマートな身なりをして母親のBMWに乗りまわす彼は、訪れる先々で美術コレクターとして十分通用したようだ。盗んだ美術品は自宅で大切に保管され、売却されることはなかったという。 ブライトウィーザーには3年間の禁固刑(うち10ヶ月の執行猶予)、母親ミレーユには3年間の禁固刑(うち18ヶ月の執行猶予)、また一部の盗みに協力した彼の元ガールフレンドにも実刑判決が下されている。(トコ) 参考資料: | ||||
| 1月5日 | ||||
明けましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしく まずは、一年ぶりのロンドン登場となる宮島達男。今月21日から、ロンドンの現代美術系ギャラリーの老舗、占有面積が以前所属していたエントウィッスルの3倍はあろうかというリッソン・ギャラリーで個展がスタートする。また同じく21日には、ホックストンスクウェアに臨むホワイト・キューブでも、加藤美佳展が始まる。質、広さ、知名度ともにリッソンの良きライバルであるこちらのメイン展示室で日本の作家が紹介されるのは、2001年の杉本博司展以来のこと。リッソンの方はというと、……記憶になかったりします(60年代にここでヨーコ・オノが展示をしたという話は聞いたことがありますが)。 そしていよいよお待ちかね。来月22日からは、2000年のターナー賞候補、高橋知子の個展がサーペンタイン・ギャラリーで始まる。雑貨にオモチャ、ゲームに機械など、彼女が見つけた何千もの「ガラクタ」によって、ギャラリー内がゴミ廃棄場のように変わり果てるとか。噂によると、「ガラクタ」のお持ち帰りもOKみたい。 さらに3月には、英国の現代絵画の賞「John Moores 23」に今年入選したMiho Satoの個展が、ウェストエンドのドモ・バール(DomoBaal)にて開催予定。4月には、Kazら三年前の「Undertow」展のメンバーが、新たに若手を加えてイーストエンドのフォーダム(fordham)でグループ展を予定。 また夏以降は、ブリストルに改築オープンするアーノルフィニのオープニング展に、去年11月にガーディアン紙で注目の若手作家7名に選ばれた土屋信子が参加。10月には荒木経惟の大型展がバービカン・ギャラリーで開催され、12月には先月新聞を賑わした鈴木友昌のキリスト降誕のシーンがトラファルガー広場を飾る。(トコ) *
Tatsuo Miyajima @ Lisson Gallery, 050121-050305 ■ アフリカの番 ロンドンの後は、パリのポンピデュー・センター、東京の森アートミュージアムへと巡回。主な出品作家には、南アを代表する写真家のデイヴィッド・ゴールドブラッド、去年のターナー賞候補者ユンカ・ショニバーレをはじめ、ガーダ・エイマー、エル・アナツイ、ジェーン・アレクサンダーなどが含まれている。 今年3月には、ロンドン南東のサウス・ロンドン・ギャラリーでも、ナイジェリアはラゴスを拠点に活動する写真家たちの展覧会「Depth
of Field」が開催される。こちらの展示者は、2001年に結成された展覧会と同名のアーティスト・グループに属す若手6名。二十年後には世界三位の人口都市になっているであろうと言われるラゴスのストリート・ライフが写真を通して綴られる。また6人が撮影したサウスロンドンの写真も一緒に展示される。ドキュメンタリー写真の伝統に則りながらも、絵画的かつ立体的と語られる表現スタイルに定評があるようだ。 *
Africa Remix @ Hayward Gallery, 050210 - 050417 この春の話題になりそうなのが、アートエンジェル企画による、去年のターナー賞候補者カトルーグ・アタマンの展覧会。昨年10月にカーネギー・インターナショナルで初公開された今回の展示品「Kuba」は、60年代に左翼系過激派の住処になった、イスタンブールのゲットーを対象とする映像インスタレーション。アタマンは本制作のために、このKuba(クバ)と呼ばれる自給自足のコミュニティーに一年以上も滞在したという。そこの人々の暮らしぶりが、住民40人の口を通じて紹介されるという。本展はロンドンの後、シュトゥット・ガルト、ウィーン、シドニー、イスタンブールへと巡回する。 これらの他にも、デート・モダンでヨーゼフ・ボイス(2月〜)、フリーダ・カーロ(6月〜)、ジェフ・ウォール(10月〜)。カムデン・アーツ・センターでタシタ・ディーン(2月〜)。バービカン・ギャラリーでクリスチャン・マークレー(2月)、サウス・ロンドン・ギャラリーでマーク・ダイオン(7月〜)と、見ごたえのありそうな作家が続々と登場する。 *
The Triumph of Painting @ Saatchi Gallery, 050126 | ||||
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