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photo-london 2005 今年で二回目。ロンドン唯一の写真フェア、フォト・ロンドンが昨日からロイヤルアカデミーにて始まった。今年の会場の様子は、ホワイト・キューブやリッソンなど大手ギャラリーが姿を消したせいか、現代アート系には少々物足りない感じだが、スカウト、ゼルダ・チートル、マイケル・ホッペンなど写真好きには嬉しいギャラリーが揃っている。また、ドイツ、オランダ、アメリカからもかなりの数のギャラリーが加わり、彼らが抱える作家たちがフェア全体にいい彩りを添えている | |
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詳しくはまた後ほどレポートするとして、とりあえずはハイライトのみ。会場二階に設けられたマリオ・テスティーノがキュレーションを務める特別エキシビションがそれだ。こちらの展示では、「写真は真実を写す」と言われながらも実際には様々な操作の元におかれてきた事実に着目し、デジタルレタッチなどの操作を経て作られた写真が多数紹介されている。作品数はそれぞれ1、2点と正直言って少々寂しいが、先日ヴィクトリア・ミロ・ギャラリーで紹介されたイドリス・カーンや、ディーン・サメシマ、フロリアン・マイヤー・アイヒェンなど注目に値する作家が選ばれている。
期間中会場ではブックサイン会が開かれ、21日土曜にはユルゲン・テラー、サイモン・ノーフォークなどが、22日日曜にはトム・ウッド、ボリス・ミハイロフなどが登場する。詳しくはこちらで。 ■
Art South Central おもしろいギャラりーがありながらも、いざ行こうとするとつい面倒になってしまうサウスロンドン。そんな「不便」というイメージを払拭するつもりなのか、ガスワークスやサウスロンドンギャラリーなどこの地域のギャラリー8団体が集い、アートサウスセントラルという組織みたいなものをこのほど結成。そしてそのイベント第一弾が今週末(21/22)と来週末(4/5)にかけてそれぞれのメンバーギャラリーにて行われる。キュレーターやギャラリストによる解説はもちろん、ドリンクや軽食も出るらしい。要予約。詳しくはこちらで。地図がとても便利です。 ■
近藤正勝 @ Alpha M Project 2005, 東京 先日インタビューを掲載した青山氏につづき、ロンドンからもう一人、近藤正勝氏の個展が武蔵野美術大学内のアルファMプロジェクトで開催される。ロンドン在住歴17年、私も前に一度レビューを書かせていただいた近藤氏は、山や森をモチーフに点描画を思わせるような技巧で風景画を制作している。今回の「ネオランドスケープ 見られえぬ風景との対話」展では、アクリルから油彩への転向後に制作した、叙情性を含んだ空想絵巻のような風景画が展示される。 あまり知られていないことだが、近藤氏はスレイドスクール在学中に、イギリスにおける具象絵画復興の旗手とされるピーター・ドイグに師事している。ドイグはモネやゴーギャンら印象派・ポスト印象派の筆遣いを巧みに画中に取り込んでいることで知られるが、近藤氏の作品もよくみるとその物質感のあるまったりとした画風にゴッホやボナールなどの影響が窺える。でもその一方で北斎を思わせる和風なところがあったりと、その和洋折衷なミックス具合が非常にユニークだ。詳しくはこちらで。 ■
Deutsche Borse 受賞者発表 のんびりと構えている間に、いつの間にか発表されていた。第一回目の栄えある受賞者は、19世紀の歴史画を思わせるパノラマ写真を撮っているフランス人フォト・ジャーナリスト、ルック・ドラエ(Luc
Delahaye)。イラクやアフガニスタンなど現代の紛争地帯を主に撮っている彼の写真は、「ルポタージュ写真の最高峰」、「政治とピクチャーメイキングとの溝を埋める」写真として高く評価されている。6月5日までフォトグラファーズ・ギャラリーにて展示。作品についての詳細はレビューで。 ■
エミン ビデオインタビュー ホワイトキューブでの個展まで秒読み段階に入ったトレイシー・エミン。ショーの前になるとメディアへのサービスが良くなり、先日も某紙で、ブリックレーンで某有名スターの警護にあたっていた非番の警官に食って掛かったとか書き立てられていたが、その彼女が今度はテートに登場。意外にも真剣に作品について喋っている。彼女の生の声を聞けるレアな機会なので、日本の方は特にお見逃しなく。こちらから。 ■
The Greatest Painting in Britain 本や映画、コメディーなどでお馴染みの「Greatest」シリーズだが、今回はなんと絵画が対象に。ナショナルギャラリーとBBCラジオ4トゥディがコンビを組み、「あなたが好きな一枚」の投票が全国規模で行われる。投票は国内の者であれば誰でもOK。対象となる作品は、現在英国に存在する絵画であれば何でもOK。ターナーであろうがデミアン・ハーストであろうが、国内の作家であろうが国外の作家であろうが、選択は自由。投票の経過は、同ラジオ局のウェブサイトと、同局の番組「Today
Programme」で7月から6回にわたり放送。投票の結果は、9月にナショナル・ギャラリーにてライブ中継される予定だ。(トコ)
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