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12月31日 |
今年のまとめ+来年のハイライト |
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ざっとここまでが今年の回想になりますが、1月開始の展示情報も続々と入ってきてます。その中から幾つか注目どころを選んでご紹介したいと思います。 ■ アンドレイ・バーテネヴ(Andrey Bartenev)展、ライフルメーカー、1月7日から 以下は、このお正月にロンドン滞在中の方にオススメの展示になります。筆者の独断と偏見で写真展に集中して抜粋しました(今月は写真展がとても充実しているので)。 ■ The Art of Lee Miller展@V&A ■ ニック・ワップリントン(Nick Waplington)展@ホワイトチャペル
■ Seduced: Art and Sex from Antiquity to Now展@バービカン・アート・ギャラリー(バービカン・センター3F) ………… |
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12月24日 |
展覧会レビュー掲載 |
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クリスマス直前。ぎりぎりのところでレビューを二本掲載しました。両方とも今月の話題作です。(行かれる方、年末年始の営業時間はギャラリーのサイトでチェックしてください。特にリッソンの方は画廊なのでご注意を!) |
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12月3日 |
ターナー賞2007 マーク・ウォリンジャーが受賞! |
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受賞の対象となったのは、テート・ブリテンのデュビーン・ホールで今年8月まで展示されていたインスタレーション「State
Britain」。600点を超えるバナーやプラカードでできたこの作品は、国会の決議により2005年6月にパーラメント広場から強制撤去された「英国最後の反戦活動家」ブライアン・ホーの活動道具を再現した作品になる。
1959年生まれの48歳。ターナー賞の対象年齢が50歳以下なのですべり込みセーフだが、12年前の95年にも一度ノミネートされている(その年の受賞者はデミアン・ハースト)。代表作はトラファルガー広場の第四の台座で発表した等身大のキリスト彫刻「Ecce
Homo」(99)など。第49回ヴェネツイア・ビエンナーレ(2001)では英国代表を務めている。 |
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12月1日 |
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少し前までウェストエンドのギャラリーといえば、老舗画廊街コークストリートがあるロイヤルアカデミーの裏手一帯。北に上ってもオックスフォード・ストリート止まりというのが定番だったが、ここ数年でそれがだいぶ変わった。オックスフォード・ストリート以南のギャラリー密度上昇とともに、北に進出する画廊がちらほら現れ、この秋だけでも少なくとも3軒がここに出店している。 ということで今回は、オックスフォード・ストリートの北側にフォーカス。地下鉄グッジ・ストリート駅からオックスフォード・サーカス駅にかけて歩いてみました。
今回の展示は、『Time Out』や『Art Review』などで執筆中の英国の若手評論家JJ チャールズワース(JJ Charleswoth)がキュレーターを務める「FUSION NOW !」展。資源枯渇、省エネ、再生資源の利用などエネルギーをめぐる問題が深刻化する今日、この展示では未来のクリーンな代替エネルギーとして注目される核融合エネルギーを展示概念の出発点に採用。「人工太陽」と呼ばれ無限のエネルギーを約束すると言われるそれを起点に、もし地球がエネルギーの宝庫であったとするならばアートと社会はどうなるだろうかと疑問提起。
なかでも印象的だったのが二年前の全国巡回展ブリティッシュ・アート・ショウ6で一躍注目を浴びたロジャー・ハイロン(Roger
Hiron)の小型太陽のような電球。おそろしいパワーで室内を照らすこの電球は、表面に繁殖のシンボルである精子が塗られているそうだが、真夏の太陽のようにまぶしくて直視できない。壁の鏡に映ったその像をみて鑑賞するという仕組み。
■ Ian Kiaer @ Alison Jacques ツアー二軒目は、トテナム・コート・ロードを渡ってそこからさらに西に10分ほど、Berners St.にあるAlison Jacquesにお邪魔。ここは去年までコークストリート界隈に店を構えていたギャラリーになるが、今年5月に現在地に移転している。
けれども、建築資材といえば聞こえはよいが、よくみればゴミのようなもの。ビニール袋をつなげて作った「風船」や、鉄の棒をつなげてつくった「足場」など、昔のマーティン・クリードを思わせる粗末な素材でできた弱々しいスカルプチャーばかり。それが妙にポエティックで、美しく見えてしまうのだから拍手喝采だが、そのお値段は、インスタレーション全体でしめて25,000ポンド(570万円)。日本のサラリーマンの平均年収が430万円くらいだそうだから、それをはるかに超えている。すでに売却済みだそうだが、そこにアートの不可思議と嫌われる理由が隠れているような……。12月22日まで
展示品6点は幕のようにたわんだ絵の具がキャンバスを覆う巨大な抽象画。ほんの数日前に完成したばかりのようで、展示室のなかはペイントの匂いで充満、床にも絵の具が垂れている。油彩の上に家庭用のペンキを流したものらしく、マットな背景にグロッシーな幕が浮き立つ。この幕のたわみ具合がまた派手で、重みに耐えきれずピリッと切れてしまわないかとディテールが気になる。絵画というと静的なもの、完成品という印象があるが、台地を流れる川のようにじわじわと形を変えるハーディングの絵画は、まだその途中といったところだろうか。12月22日まで
まっさらな壁をぐるりと囲むのは、銀幕のスターのモノクロ写真に、風景の絵葉書を載せたコラージュ。髪の部分を除いて人物の顔が絵葉書で周到に隠されている。その組み合わせが何ともシュールで、見ているうちに絵葉書のなかの地形が人物の目や鼻のように見えてきたり、人物の思考を写し出しているように見えたりと、アイデンティティーの隠された人物の形相と内面を探る旅ができてしまう。1月19日まで。
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