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1月31日 |
ギャラリー散策:ウェストエンド |
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今回のハウザー&ワースの展示は、芝刈り機を改造したこの小さな車が主役で、他にあるのは障害物として置かれた椅子のみ(オープニングの晩は人が多くてそんなにあったとは気がつかなかったが、全部で15脚もあるらしい)。こんな高級ギャラリーの個展会場で、絵を飾ることも、巨大スクリーンを置くこともなく、ラジコンカーのような車を一台走らせるだけとはなんとも粋なことだが、これを還元主義的な美学とみるか、ウィットに飛んだユーモアとみるか、単にアホな行為とみるかは人による。ちなみにここは「電気が点いたり消えたりする部屋」で有名なマーティン・クリードのギャラリーでもある。なんとなく接点が見えるような。地下と二階にも別作品が展示されている。3月15日まで。
平均気温マイナス10度のシベリア生まれというこちらの作家アンドレイ・バーテネヴは、テリー・リチャードソンばりの灰汁の強い作家なようで、地下の展示室にはゲイ・ソフトポルノ系ハプニングと見間違ごうばかりの自らのパフォーマンスショットをたくさん公開。残念ながら見逃してしまったが、オープニングの晩にはピンクやゴールドのキャットスーツを着たサイバー風のモデルがうろうろする中、バーテネヴが口をシリコンでふさいだ不気味な姿で登場し、聾唖者のコミュニケーションを真似たような一風変わったパフォーマンスを行った模様。ナタリア・ボディアノヴァとかロシアのスーパーモデルも来たという噂。ライフルメーカーはやっぱりやることが派手だなあ…。3月11日まで。
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1月16日 |
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ここ数年フリーズやズーなどの新しい国際アートフェアが目立つなか、古株であるこのロンドン・アートフェアの特徴は、国内のギャラリーに焦点を置いたローカルな画廊群と、モダン/コンテンポラリーをあわせた広範囲な時代区分、そして比較的に手の届きやすい値段。ピカソからバンクシーまでが、「メイン会場」「アート・プロジェクツ」「フォト50」の三部構成をとる会場に並ぶ。 出展ギャラリーの大部分が一階、メザニン、二階の「メイン会場」に集中。彼らの得意どころは、コンセプチュアルアートやYBAが出てくる前のモダンブリティッシュ・アート。ブリジッド・ライリー、デイヴィッド・ホックニー、ベン・ニコルソン、パトリック・ヘロンなどの大御所から無名の作家まで、具象、抽象を問わず絵画の存在が目立つ。
また、今年見逃せないのが、同じく二階奥の「フォト50」のコーナーで、写真のもつ物語性に焦点をおき、ニック・ワップリントン(Nick Waplington)やコリン・デイ(Corin Day)などコンテンポラリー・フォトグラファー10名を集めた企画展示が催されている。このアートフェアが写真にフォーカスを置くのは20年の歴史で今回が初めてのこと。
しかし今回のハイライトと言えば、いつ弾けてもおかしくないと囁かれるアート・バブルに押されたオークション。ブルームズベリー・オークションがギルバート&ジョージ(Gilbert
& George)の70年代の絵葉書を使った作品14点を、AIDS基金のテレンス・ヒギンズ・トラストがヴォルフガング・ティルマンス(Wolfgang
Tillmans)、トレイシー・エミン(Tracey Emin)、ジュリアン・オピー(Julian Opie)など作家23名の作品をオークションに掛けるイベントが期間中に催される。1月20日まで。詳しくはLondon
Art Fair 2008のサイトで。 |
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1月15日 |
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明けましておめでとうございます。 新年のご挨拶が大幅に遅れましたが、みなさま、今年もどうぞよろしくお願いします。 |
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1月15日 |
バンクシー ネットオークションで4千4百万円! |
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塀に描いたバンクシー(Banksy)のグラフィティに 4千4百万円(£208,100)の値がつくという異例な事態が発生! 競売にかけられた「絵画」は、骨董品市で有名なポートベロー・ロードにある某メディア制作会社の壁に描かれたもので、経営者のLuti Fagbenle氏によってネットオークションのeBayにて売却。 壁という特異な「メディア」に描かれた「絵画」ゆえに、落札者は壁ともども作品を手に入れるというユニークな形をとる。しかも、壁の取り外しと修復にかかる工事費(約100万円程度)は上の落札金額には含まれず、その費用は別持ちになるとか。 英国では「ゲリラ・アーティスト」という異名で親しまれているバンクシー。地元ブリストルで80年代後半からストリート・アーティストとして活動し、2000年頃からロンドン市内方々の壁にステンシルを使ったグラフィティを描きはじめ、反骨精神をユーモアで包んだ痛快な作風が若者の間で圧倒的な人気に。 数年前からこれらグラフィティに加え、ニューヨークのMoMAや大英博物館などの世界の有名美術館に失業者風の格好をして忍び込み、無断で自作を壁に飾るというゲリラ展示戦法を展開。その大胆な発想とあっぱれな行動力に、姿を明かさないという神秘な一面が加わり、現代のアルセーヌ・ルパンのごとく一躍メディアの寵児に。 しかし、反体制のシンボルだったのがここ1年で突然、オークションハウスとハリウッドのお気に入りに格上げ。スプレーペイント画など11点が競売にかけられた去年秋のボンナムスのオークションでは、予想金額を二倍近くも上回る総額一億円以上(£546,000)の売り上げを達成。また、同時期にロンドンのLazarides Galleryによって開かれたオークション「The Shadow Lounge」では、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーのカップルが2億1千万円(£1,000,000)でバンクシー作を競り落としたとも報道されている。(トコ) 詳しくはBBCのサイトで
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